早坂暁必殺シリーズ脚本集 [単行本]Ω

要旨（「BOOK」データベースより）『必殺仕掛人』『必殺からくり人』などの脚本を担当した早坂暁は、歴代シリーズ１４作のオープニングナレーションも執筆。か弱きものに寄り添う物語を紡いできた氏は「はらせぬ恨みをはらす」という必殺シリーズにおいて数々の傑作を送り出した。本書は早坂暁が手がけたシナリオ全１６本、さらに派生作である『斬り抜ける』１本を収録。「必殺×早坂暁」の全貌が明らかになる！目次日本のテレビドラマ界を代表する脚本家のひとり、早坂暁が送り出した必殺シリーズの全シナリオを完全収録。「わたしたちは涙としか手を組まない」という異色集団を主人公にしたギャラクシー賞受賞の傑作『必殺からくり人』をはじめ『必殺仕掛人』ほか計16話、さらに同氏と必殺スタッフが手がけた『斬り抜ける』の1話分を秘蔵スチールとともに掲載。早坂暁の筆による必殺シリーズの歴代オープニングナレーションも収録し、関係者の証言や妻・富田由起子氏による亡き夫への思い出……ただのシナリオ集ではなく、早坂暁が描いてきた「必殺ワールド」をより深く理解できる内容となっています。『必殺シリーズ秘史』『必殺仕置人大全』などで注目を集める高鳥都が編・解説を務め、脚本家の會川昇ほか各界各氏が各話のシナリオ解説を担当。早坂暁ファン、必殺ファン、そして作品を未見の方々も「読み物」として絶対に楽しめる永久保存版にして「必殺シリーズ初の脚本集」がここに実現です！【CONTENTS】●花乃屋仇吉挨拶 ●まえがき★第一章「必殺からくり人」作品解説…………高鳥都●スチール写真集第１話「鼠小僧に死化粧をどうぞ」脚本解題…………山田誠二第２話 「津軽じょんがらに涙をどうぞ」脚本解題…………會川昇第３話 「賭けるなら女房をどうぞ」脚本解題…………高鳥都第４話 「息子には花婿をどうぞ」脚本解題…………梶野秀介　●公開セミナー採録　早坂暁必殺シリーズを語る第５話「粗大ゴミは闇夜にどうぞ」脚本解題…………高鳥都第７話 「佐渡からお中元をどうぞ」脚本解題…………近藤ゆたか第８話 「私ハ待ッテル一報ドウゾ」脚本解題…………會川昇●関係者インタビュー　石原興（撮影）第11話 「私にも父親をどうぞ」脚本解題…………高鳥都第12話 「鳩に豆鉄砲をどうぞ」脚本解題…………會川昇●必殺シリーズ台本集第13話 「終りに殺陣をどうぞ」脚本解題…………會川昇●関係者インタビュー　佐生哲雄（製作補）★第二章「新必殺からくり人」作品解説…………高鳥都第１話「東海道五十三次殺し旅　日本橋」脚本解題…………高鳥都第２話 「東海道五十三次殺し旅　戸塚」脚本解題…………近藤ゆたか第１３話 「東海道五十三次殺し旅　京都」脚本解題…………會川昇●関係者インタビュー　都築一興（助監督）●資料集（浮世絵）★第三章「必殺からくり人　富嶽百景殺し旅」作品解説…………高鳥都第１話「江戸日本橋」脚本解題…………梶野秀介●関係者インタビュー　富田由起子（早坂暁夫人）★第四章「必殺仕掛人」作品解説…………高鳥都第16話「命かけて訴えます」脚本解題…………會川昇第30話 「仕掛けに来た死んだ男」脚本解題…………近藤ゆたか●関係者インタビュー　大熊邦也（監督）●ノンクレジットスタッフ★第五章「斬り抜ける」作品解説…………高鳥都第13話「あなたが欲しい」脚本解題…………會川昇●コラム「それは過去ではない　早坂暁の時代劇・抄」（會川昇）●必殺シリーズ早坂暁オープニングナレーション集●プロフィール●あとがき出版社からのコメント「わたしたちは涙としか手を組まない」という異色集団を主人公にした『必殺からくり人』内容紹介日本のテレビドラマ界を代表す日本のテレビドラマ界を代表する脚本家のひとり、早坂暁が送り出した必殺シリーズの全シナリオを完全収録。「わたしたちは涙としか手を組まない」という異色集団を主人公にしたギャラクシー賞受賞の傑作『必殺からくり人』をはじめ『必殺仕掛人』ほか計16話、さらに同氏と必殺スタッフが手がけた『斬り抜ける』の1話分を秘蔵スチールとともに掲載。早坂暁の筆による必殺シリーズの歴代オープニングナレーションも収録し、関係者の証言や妻・富田由起子氏による亡き夫への思い出……ただのシナリオ集ではなく、早坂暁が描いてきた「必殺ワールド」をより深く理解できる内容となっています。『必殺シリーズ秘史』『必殺仕置人大全』などで注目を集める高鳥都が編・解説を務め、脚本家の會川昇ほか各界各氏が各話のシナリオ解説を担当。早坂暁ファン、必殺ファン、そして作品を未見の方々も「読み物」として絶対に楽しめる永久保存版にして「必殺シリーズ初の脚本集」がここに実現です！る脚本家のひとり、早坂暁が送り出した必殺シリーズの全シナリオを完全収録。「わたしたちは涙としか手を組まない」という異色集団を主人公にしたギャラクシー賞受賞の傑作『必殺からくり人』をはじめ『必殺仕掛人』ほか計16話、さらに同氏と必殺スタッフが手がけた『斬り抜ける』の1話分を秘蔵スチールとともに掲載。早坂暁の筆による必殺シリーズの歴代オープニングナレーションも収録し、関係者の証言や妻・富田由起子氏による亡き夫への思い出……ただのシナリオ集ではなく、早坂暁が描いてきた「必殺ワールド」をより深く理解できる内容となっています。『必殺シリーズ秘史』『必殺仕置人大全』などで注目を集める高鳥都が編・解説を務め、脚本家の會川昇ほか各界各氏が各話のシナリオ解説を担当。早坂暁ファン、必殺ファン、そして作品を未見の方々も「読み物」として絶対に楽しめる永久保存版にして「必殺シリーズ初の脚本集」がここに実現です！著者について早坂暁 (ハヤサカアキラ)1929年愛媛県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、テレビ草創期から脚本家として活動を始める。代表作に『七人の刑事』『天下御免』『必殺からくり人』『夢千代日記』『花へんろ』ほか。小説『ダウンタウン・ヒーローズ』をはじめ『華日記　昭和生け花戦国史』『公園通りの猫たち』など著書多数。2017年死去。享年88。高鳥都 (タカトリミヤコ)1980年生まれ。2010年よりライターとしての活動をスタート。著書に『必殺シリーズ秘史　50年目の告白録』『必殺シリーズ異聞　27人の証言録』、編著に『別冊映画秘宝　90年代狂い咲きVシネマ地獄』『必殺仕置人大全』があり、『漫画＋映画！』ほか共著多数。