ノトーリアス―スカーレット&ブラウン〈2〉 [単行本]Ω

要旨（「BOOK」データベースより）荒れ果てたイングランドをわたり歩く無法者の少女、スカーレット・マッケイン。無人地帯のバス事故唯一の生存者で、“ストーンムア”で培った特殊能力ゆえに追われ続ける少年、アルバート・ブラウン。ふたりが手を組んで半年。今や“スカーレットとブラウン”は全英七国屈指の強盗コンビとなった。強大な力で国々をおさめる“信仰院”の富を奪い、敵に回したふたりは、過酷な運命とともに“埋没都市”へと向かう―。出版社からのコメント今や屈指の指名手配犯となったスカーレットとアルバート。二人を追う組織に捕まり〈埋没都市〉へ強奪の旅に向かった二人の運命は…。内容紹介キャロウェイ博士がロンドンラグーンの底に消えてから半年。すでに六回の銀行強盗をやってのけたスカーレットとアルバートは、いよいよ難攻不落とうわさされるウォリックの〈信仰院〉の地下金庫室から財宝を奪う計画を決行。この仕事を成功させて〈信仰院〉は銀行の三倍稼げると知ったスカーレットは、これからは各地の〈信仰院〉をねらおうと決めた。そんな折、二人の行方を追っていたハンド同業組合の巧妙な罠にはまり、仲間のジョーとエティをさらわれてしまう。ハンド同業組合の本部に連れていかれた二人は、組合のドン、ソームズに提示された人質交換の条件を満たすため、ノーサンブリアの埋没都市へと向かう。二人は果たして、襲い来る〈堕種〉や〈信仰院〉の強大な力から逃げ切ることができるのか。息つく間もないディストピア・アドベンチャーの第二巻！著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）ストラウド,ジョナサン(ストラウド,ジョナサン／Stroud,Jonathan)イギリス、ベッドフォード生まれ。７歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。現在は家族とともにハートフォードシャーに暮らしている金原 瑞人(カネハラ ミズヒト)１９５４年、岡山生まれ。法政大学教授。翻訳家松山 美保(マツヤマ ミホ)１９６５年、長野生まれ。翻訳家著者についてジョナサン・ストラウド (ジョナサン ストラウド)ジョナサン・ストラウドイギリス、ベッドフォード生まれ。7歳から物語を書き始める。子どもの本の編集者をしながら自分でも執筆。「バーティミアス」三部作は世界的なベストセラーになる。著書に『勇者の谷』（理論社）、「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ（小学館）などがある。現在は家族とともにハートフォードシャーに暮らしている。金原 瑞人 (カネハラ ミズヒト)金原瑞人1954年、岡山生まれ。法政大学教授。翻訳家。訳書に『豚の死なない日』（白水社）、『青空のむこう』（求龍堂）、『さよならを待つふたりのために』（岩波書店）、『かかしと召し使い』（理論社）、「パーシー・ジャクソン」シリーズ（ほるぷ出版）など多数。松山 美保 (マツヤマ ミホ)松山美保1965年、長野生まれ。翻訳家。金原瑞人との共訳に「ロックウッド除霊探偵局」シリーズ（小学館）、「魔法少女レイチェル」シリーズ（理論社）などがある。他、訳書に「白い虎の月」（ヴィレッジブックス）など。